発表された資料によると、アンチエイジングに「興味がある」と答えた人は男性12%、女性33%。「少し興味がある」の男性37%、女性48%とあわせると、アンチエイジングになんらかの興味を抱いている人は、男性の約5割、女性の約8割に達している。
「アンチエイジング」という言葉から連想することとして、男女とも「若く見られること」(男性51.3%、女性65.2%)がトップ。しかし、男性は次に「健康でいること」「長生きすること」と続き、年代が高くなるほど上昇する傾向があるのに対して、女性は「美しくいること」「美肌/美顔」「健康でいること」など美しさ重視の傾向が見られる。特に、男性では20.5%で上位にランクした「長生きすること」が女性では9.9%にとどまり、低い位置づけとなっている。
自分に起こったとしたら老化を痛感すると思う「症状」のトップは、男女とも「物忘れが多い」で、次いで「白髪・抜け毛」。さらに、男性では「性機能の低下」、女性は「肌の変化、シミ・シワ」が続いている。また、自分に起こったとしたら老化を痛感すると思う「疾患」については、トップは男女とも「老眼」、次いで女性は「更年期障害」「骨粗鬆症」、男性はここでも「勃起障害(ED)」が登場している。
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