中国アリババグループの「淘宝網(タオバオ)」はショッピングやオークションが楽しめる中国最大手のネット通販サイトとして知られている。ヤフーとタオバオは双方のネット通販サイトを相互接続し、それぞれの国の利用者が、自国のサイトを通じて互いの商品を購入できるようにする。
タオバオには、すでにユニクロが出店しているほか、渋谷パルコがテナント企業の中国進出をサポートする業務提携を結ぶなど、連携を深める日本企業も増えている。一方、日本のネット通販最大手の楽天は、中国検索最大手の百度と合弁会社を設立し、今年の後半にネットのショッピングモールを開設する。
【4/2 追記】
ヤフーは1日、今回の報道に関して、タオバオとは現在協議中であることを認めたが、正式な決定事項ではないとコメントを発表している。
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