1月に行われた調査では、首都圏エリアの60~69歳の男性433名から回答を得た。定年退職を迎えても仕事についている人は、60代男性の72%(うち、フルタイム勤務は44.8%、時短・日短での勤務は21.2%)。このため、平日の不在率が高いのが特徴だ。
インターネットは週末より平日の方が多く利用されており、時間帯も10時過ぎと、13時半頃から15時頃までの2回のピークがある。無職の層でこの時間帯の利用が多い理由としては、株式市況をチェックしていることが考えられる。
テレビ視聴については、朝の7時台から9時までと12時台、夜は18時頃から23時前までが高くなっており、週末でも平日と変わらず23時にはテレビを消している。また、ラジオ聴取の時間帯は、8時台後半から12時まで高くなり、13時から17時まで高い状態が続いており、働きながらラジオを聴いている人が多いことがうかがえる。
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