ツイッターをめぐっては、さまざまなサービスが世界中で展開され、そこから収益を得ようとする人々や会社が増えている。しかし、増加し続けるこうしたサービスがもたらすスパムや情報の劣化などに一定の歯止めをかけるため、Twitter社がビジョンを示した。
Twitter社は先日、企業のつぶやきを有料で優先的に表示する広告商品「Promoted Tweets」を発表したが、この「Promoted Tweets」以外に、APIを使ってサードパーティが有料でつぶやきをタイムラインに挿入することを禁止すると発表。新しいAPIの利用規約を近日中に公開する。しかし、タイムラインの周辺にサードパーティがディスプレイ広告を掲載することは禁じていない。
同社は今後、AnnotationsとGeo-Locationなど新たな技術のリリースを発表。数か月のうちにリリースされる予定のAnnotationsによって、つぶやきの中やその周辺で、あらゆる種類のリッチメディアやメタデータサービスを提供する会社が生まれるだろうとしている。
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