カルチュア・コンビニエンス・クラブは16日、全国のTSUTAYA1412店でのDVDレンタル利用状況を発表。直近3か月の動向を見ると、60~70歳のシニア層のDVDレンタル利用が115~120%となり、全年代での前年比を約15ポイント上回っている。
シニア層の利用が増えている背景には、TSUTAYAが中高年層を中心とした映画好きの人を対象に展開している「TSUTAYA発掘良品」などの売場展開や韓国ドラマなどが利用のきっかけになっていることが考えられるとしている。
また、女性の利用においては、昨年度レンタル回数が1億回を超え、2011年8月のレンタル回数においても過去最高の記録を更新する1306万回を記録した韓国ドラマがシニア層のDVDレンタル利用の拡大につながっている。
韓国ドラマについては、K-POPブームによって10~20代女性の視聴者数が拡大する傾向にあるが、従来からの視聴者である50~60代女性においても引き続き根強い人気となっており、視聴者層は2世代、3世代にわたる傾向があるとしている。
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