Kobo社は、電子書籍専用端末「Kobo eReader」を提供しており、同社の電子書籍コンテンツは、アプリを通じてのスマートフォンやPCなどからも読むことができる。また、お気に入りのフレーズを友人と共有するソーシャル機能を提供している。
楽天はKobo社の全株式を約3億1500万米ドル(約236億円)で取得。クロージングは、2012年第1四半期を予定している。楽天は同社を子会社化することにより、自社ブランドの電子書籍端末を持つだけでなく、北米・欧州を中心とした海外の出版社をはじめとする権利者や専用端末を販売する小売業者、製造委託先(ODM)などとのネットワークを獲得することになる。
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