シード・プランニングの調査によると、国内ソーシャルゲーム市場は2010年に1219億円(対前年405.4%)規模まで成長。2011年には2000億円規模に達する見通しとなっている。この市場を牽引するモバゲー(Mobage)、グリー(GREE)の利用のきっかけで最も多いのは、「もともと以前の携帯電話で利用していた」で、2011年以降進んでいる携帯電話からスマートフォンへのデバイスシフトが明らかとなっている。
また、遊ぶ際に支払う金額を見ると、モバゲー、グリーいずれも利用者全体の約8%が「1か月に1000円以上」支払っている。こうした支出が、その他の趣味・レジャーの支出への影響するかについてたずねたところ、半数近くの利用者は「支出が減ったものはない」と回答。一方、何らかの支出が減ったと答えた人は、いずれのサービスとも約2割が「PCオンラインゲーム」への支出が減ったとしている。
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