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2011年度の電子書籍市場は微減の629億円、携帯コンテンツが84%の大幅減

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2012/07/04 08:00

 インプレスR&Dのインターネットメディア総合研究所は3日、電子書籍市場規模の推計を発表。携帯コンテンツの落ち込みを補完できず、2011年度の市場規模は前年度比-3.2%の微減となった。

 インプレスR&Dのインターネットメディア総合研究所の予測によると、2011年度の電子書籍市場規模は629億円と推計され、2010年度の650億円と比較すると3.2%のマイナスとなった。新たなプラットフォーム向け電子書籍市場(※)は対前年比363%増の112億円へと急速に拡大しているが、フィーチャーフォンからスマートフォンへのデジタルコンテンツのシフトがスムースに進んでいないことから、ケータイ向け電子書籍市場の落ち込みを補完できていない結果となった。

 ケータイ向け電子書籍市場は480億円と市場の76%を占めているが、フィーチャーフォンユーザーの減少に加え、広告出稿の減少等の影響を強く受け、前年度比84%と大幅な減少となった。

 2012年度以降の日本の電子書籍市場は、ケータイ向け電子書籍市場の減少傾向は続くものの、新たなプラットフォーム向け電子書籍市場の急速な立ち上がりにより、2016年度には2011年度の約3.6倍の2000億円程度になると予測している。

※新たなプラットフォーム向け電子書籍市場:
スマートフォンやタブレット端末向けのアプリストアの電子書籍関連のアプリ、スマートフォンやタブレット端末等のビューワーアプリ経由で購入する電子書籍、Kindleやこれに類似した電子書籍配信サービス、PC・スマートフォン・電子ブックリーダーなどマルチデバイスで閲覧が可能な電子書籍配信サービス、PSPやNintendo DSなどゲーム機向け電子書籍配信サービス等。

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