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「タイムシフト視聴」は30代女性の6割、世代で異なる「どうしても欠かせないメディア」【NHK調査】

「自分の都合のよいときに見たい」「放送時間にしばられたくない」

 NHKの調査によると、録画したテレビ番組を見る人は、全体のおよそ6割。「週に1日以上」のように日常的に再生して見る人は40%で、男30~40代、女40代以下で半数を超え、特に女30代は60%と高くなっている。録画して見る理由として最も多いのは「自分の都合のよいときに見たい」(81%)で、以下「放送時間にしばられたくない」(38%)、「時間を有効に使いたい」(37%)が続き、時間効率を求める理由が上位を占めた。

 インターネットで「テレビ番組に関する動画」(番組そのものや、番組の一部を一般の人が加工したものなど)を見る人は全体の29%。「週に1日以上」見ている人は全体の12%で、男女40代以下でテレビ番組動画を見ている人が多い。特に男30代以下と女16~29歳では、半数以上が見ている。動画の視聴理由としては、「過去の見逃した番組を検索して好きな時間に見ることができる」という効率性が評価されている。

 SNS(LINE、Facebook、mixi、Twitterなど)でテレビに関する情報や感想を読んだり書き込んだりすることがある人たちは全体の22%。30代以下で利用する人が多く、男女16~29歳では約4割が「週に1日以上」利用している。読み書きの際、最も利用する機器はパソコン(43%)とスマートフォン(40%)が同程度で多かった。

どうしても欠かせないメディアは?

 「どうしても欠かせない」メディアをひとつだけ選んでもらったところ、テレビは全体で51%と半数の人に選ばれたが、年層別では若年層ほど低く、年層の差が大きい。男性では、男16~29歳でウェブサイトがトップ、男30代ではテレビとウェブサイトが同程度だった。女性では、女16~29歳でテレビと音楽がトップ、ついでウェブサイトやSNSと分散している。

 「世の中の出来事を知る<ニュース>」「理屈抜きで楽しむ<楽しむ>」といった6つの機能について「最も役に立つと思うもの」もしくは「最も感じさせてくれるもの」を「テレビ・新聞・携帯電話・パソコン」からひとつ選択する調査では、テレビは<ニュース><楽しむ><安らぎ><感動>で半数を超えたが、時系列でみるとすべての機能で減少している。一方で、携帯とパソコンがすべての機能で増加している。

【調査概要】
今回は、配付回収法と個人面接法の2つの調査を実施した。

<配付回収法>
調査日:2012年11月17日(土)~25日(日)
調査方法:配付回収法
調査対象:全国の16歳以上の国民
調査相手:住民基本台帳から層化無作為二段抽出3,600人 (外国人と思われる人は除く)
有効数(率):2,506人(69.6%)               

<個人面接法(時系列調査)>
調査日:2012年11月2日(金)~18日(日)
調査方法:個人面接法
調査対象:全国の16歳以上の国民
調査相手:住民基本台帳から層化無作為二段抽出2,094人 (外国人と思われる人は除く)
有効数(率):1,408人(67.2%)

【出典】NHK放送文化研究所 「『デジタル時代の新しいテレビ視聴(テレビ60年)調査』の主な結果について」

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MarkeZine(マーケジン)
2013/02/15 10:00 https://markezine.jp/article/detail/17191

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