ドコモとパイオニアは今回の提携によって、パイオニアの車載機器やドコモのスマートフォンからの情報(位置情報等のプローブデータ)等により高度な交通情報を生成できる交通クラウド基盤をパイオニアに構築する。
また、スマートフォンや車載機器等に対し、交通クラウド基盤と様々なクラウドサービスとを連携させた新たなITS(Intelligent Transport Systems:高度道路交通システム)クラウドサービスを、個人・法人利用向けのサービスとして2013年内に提供できるよう準備を進める。あわせて、ITSクラウドサービスに対応した通信対応車載機器や通信モジュールの普及を推進する。
パイオニアはNTTドコモを割当先とする第三者割当による新株発行を行い、約50億円を調達する。
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