フジテレビジョン(以下、フジテレビ)は、スマートフォンやタブレット端末に、出演者情報やクーポンといった番組関連コンテンツを放送と連動して表示することができるアプリ「メディアトリガー」と、その配信システム「SmartSynchroCast(スマートシンクロキャスト」を開発した。
近年、番組を見ながら同時にスマートフォンやタブレット端末を利用するといった視聴スタイルが定着しつつある。
今回開発したセカンドスクリーンアプリ「メディアトリガー」は、(1)時刻トリガー(指定した時刻にコンテンツを表示)、(2)通信トリガー(任意のタイミングでコンテンツを表示することが可能)、(3)音響トリガー(テレビの音声に対応し、テレビの前で見ている人だけにお得な情報を提供)、(4)映像トリガー(テレビの映像に対応し、視聴者自らがアクションを起こして情報やコンテンツを取得)といった4つの特徴を持つ。
アプリの表示技術に関しても、さまざまなスクリーンサイズにも適切にコンテンツを表示させる機能や、メモ代わりに使える受信履歴自動保存機能など、視聴者が便利に活用できる機能を搭載。視聴者は番組に関連する情報や、番組に同期してウェブページを楽しんだり、クーポンや特典を入手するなど、テレビを見ている気楽さでセカンドスクリーンを楽しむことができる。
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