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枠買いから運用へ、ニーズが高まる「運用型ネット広告」は2591億円市場に

2012年度のネット広告代理市場は5650億円、前年比108.9%

 ミック経済研究所は、マーケティング資料「ネット広告&Webインテグレーション市場の現状と展望2013年」を発刊。本年度から、今まで市場規模の中に含めていなかったSEO/LPOおよび広告効果測定等のコンサルティングの売上を加えて市場規模を算出した。主要50社のデータをベースに、拡大集計を行ったネット広告代理市場の総市場規模は、2012年度5650億円(前年比108.9%)、コンサルティングまで含めた総市場規模は5950億円(同108.6%)となった。

 2016年度までの総市場の推移を見ると、コンサルティング市場を含まない場合、2013年度以降は年平均成長率8.4%で推移し、2016年度のネット広告代理総市場は7787億円にまで拡大すると予測。コンサルティング市場を含む場合、2013年度以降は年平均成長率8.0%で推移し、2016年度には8100億円に達すると予測している。

ネット広告代理市場における運用型広告のシェア

 今回の調査では、ネット広告代理市場における運用型広告(※)のシェアと市場規模の推移を集計し、2016年度までの中期トレンドを予測。

※「運用型広告」は、Web広告の中におけるアドネットワーク広告およびリスティング広告の全てを合算したもの。アドネットワーク広告は、リターゲティング広告、行動ターゲティング広告、DSP、SSP、アドエクスチェンジなどを対象にしており、アフィリエイトは含まない。

 「運用型広告」は、従来型ネット広告の“広告枠を買う”から“広告運用で成果を上げる”へネット広告が変化していることを表す言葉。メディアが良ければ成果が出るという考えではなく、“いかに効果を出すために広告を運用するか”がより重要になっていることが、運用型広告が拡大する要因となっている。

 こうした市場の要請によって、運用型広告の市場規模は年々高まってきており、2012年度にはデバイス合計の全体市場において、58.3%のシェアを占め2591億円の市場にまで拡大してきている。

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2013/07/09 14:00 https://markezine.jp/article/detail/18117

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