食および食品に関する情報は、ソーシャルメディアで最も多く共有され、今後も増大する内容のひとつと考えられている。予兆発見ニーズは大きいものの、その情報から食や食材のヒットの兆しを捕らえるため、ホットリンクとホットリンクコンサルティングは、データサイエンスの手法を用いて、いち早く市場予兆を発見することを可能にした。
予兆解析においては複雑系科学で利用されている 「ランダムディフュージョンモデル」 という数理・解析モデルを活用し、ソーシャルメディアに日々記述されるキーワードの変化量の偶然値と必然値を判別、定量的なトレンドを把握する。「塩麹」や「パンケーキ」「グリーンスムージー」など、過去にヒットした食カテゴリーの事例分析の結果、最長で1年以上、最短で半年程度先行して、その予兆検知に成功したという。
「予兆@分析官」では、食品メーカーなどからの依頼をもって、ソーシャル・ビッグデータのトレンドクローリングを定期的に実施。その時点で兆しの見られる食のキーワードの中から、必要とする食材情報・内容を抽出し、その予兆背景をソーシャルリスニングにて詳細把握するレポーティングやコンサルティングを行う。また、レポーティングの内容に基づいた、商品開発、市場動向調査、テストマーケティングの実施など、施策への展開もサポートも行う。
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