ソネット・メディア・ネットワークスは、PubMatic社が運営するSSP「PubMatic」の日本国内での独占提供に関して基本合意に至った。
PubMatic社は、2006年に米国シリコンバレー設立。同社が提供するSSP「PubMatic」は、世界6か国(米国、英国、ドイツ、フランス、豪州、インド)でサービスを展開している。世界合計約1,000億インプレッションの広告枠が管理・運用されていおり、世界3大SSPのひとつとも言われている。
日本国内では、DSPの普及により、WEB広告枠のRTB取引が急成長している。一方、広告媒体社では、RTB取引時における広告枠の自社直接販売への影響や、端末別(PC、モバイル、スマートフォンなど)の広告枠コントロール、複数タグ設置によるクリエイティブ表示遅延の懸念など、様々な課題を抱えている。
「PubMatic」では、このような課題を解決する「プライベートマーケットプレイス機能」「ブランドコントロール機能」などを備えている。今回の業務提携により、同社は日本での「PubMatic」の戦略的パートナー企業となる。日本国内における「PubMatic」の提供は今春開始予定。
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