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2013年スマホゲーム市場規模は5,468億円に拡大、国内ゲーム市場全体の約半分を占める【CyberZ調査】

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2014/03/25 11:45

 CyberZとシード・プランニングが行った共同調査から、2013年のスマートフォンゲーム市場は5,468億円(前年比178.0%)となり、同年の国内ゲーム市場規模全体の約5割を占めることが明らかになった。

 CyberZは、シード・プランニングと共同で、一般社団法人日本オンラインゲーム協会の協力のもと、スマートフォンゲーム市場動向調査を行った。

本調査では、スマートフォンゲームを「ネイティブアプリ」、「ブラウザゲーム」に分類。ユーザーのスマートフォンゲームへの年間支出額を推計し(対象期間:2013年1~12月)、市場規模予測を算出。

2013 年スマートフォンゲーム市場は前年度比178%で5,468億円

 スマートフォンの急速な普及に伴い、スマートフォンゲーム市場も拡大した。特に、AppStoreやGooglePlayといったアプリマーケットにおいて、ダウンロードは無料で追加課金(アドオン課金)型のスマートフォンゲームの普及が加速した。

 このような市場背景により、2013年のスマートフォンゲーム市場は5,468億円、前年比178.0%となった。これは、同年の国内ゲーム市場規模全体の約5割を占め、国内家庭用ゲームソフト市場規模2,537億円の約2.2倍を上回る水準となった。

スマートフォンネイティブアプリ市場、海外デベロッパーも続々参入

 スマートフォンネイティブアプリ市場には、有力タイトルを豊富に持つコンシューマーゲーム会社をはじめ、ゲーム運用ノウハウを豊富に有するオンラインゲーム会社やSAP(ソーシャルアプリケーションプロバイダー)がそれぞれの強みを持って参入し、様々なタイトルの提供が進んだ。2012年に提供が開始された「パズル型RPG」が人気を博し、2013年には国民的なヒットとなった。

 また、欧州をはじめとする海外デベロッパーによる、世界的な有力タイトルも数多く提供されました。こうしたタイトルは、ソーシャルメディアやレビューサイト、テレビCM、スマートフォン広告などを介して幅広いユーザーに広った。

 このような背景を受け、スマートフォンネイティブアプリ市場は昨年の1,340億円を大きく上回る、3,178億円(前年比237.2%)となった。

スマートフォンブラウザゲーム市場動向

 2009年頃より急速な普及が進み、ソーシャルゲームとして急速な市場拡大が進んだフィーチャーフォン向けブラウザゲームにおけるユーザーの多くが、2013年にはスマートフォンへ移行した。スマートフォンブラウザゲームは、月額平均課金額が高いユーザーがネイティブアプリユーザーよりも多い傾向にあり、お気に入りのタイトルを継続的に遊ぶなど根強い支持を得た。

 一方で、スマートフォンユーザーのゲーム入手経路は、AppStoreやGooglePlayなどのアプリマーケット経由が主流に。ゲームの表現力や操作性が高く、通信環境の制約を受けにくいと言われるネイティブアプリがユーザーに幅広く受け入れられた。

 このことから、短期的にはスマートフォンブラウザ向けにゲームタイトルを提供してきた多くのゲーム会社が、ネイティブアプリの開発・提供比重を高める傾向が見られる。

2014年以降のスマートフォンゲーム市場予測

 スマートフォンゲーム市場は、スマートフォン端末の普及に合わせて、引き続き高い水準で成長することが予測される。2014年初旬以降、ゲーム会社各社によるテレビCMによる積極的なプロモーション活動も行われており、引き続き幅広いユーザーによる利用が見込まれる。

 2014年は、新たに複数のユーザーがリアルタイムで一緒に遊ぶことができるゲームなどが、普及する兆しがみられ、引き続きスマートフォンネイティブアプリ市場が高水準で成長すると予想。一方、スマートフォンブラウザゲーム市場は、コアユーザーの需要を取り込むことで堅調に推移すると予測。

 2015年以降も、スマートフォン端末の普及を背景に、スマートフォンゲーム市場は高い成長率を維持することが予想される。現在、国内のゲーム会社は、国内市場のみならず、グローバル市場への展開も進めており、スマートフォンゲームは、日本のコンテンツ産業において高い国際競争力を持つ産業として発展しつつある。

【調査概要】
調査主体:CyberZ
調査時期:2013年1月~2014年3月
調査方法:スマートフォンゲーム市場関係者へのヒアリング、調査主体ならびに調査機関が保有するデータ、公開情報の収集
調査対象:スマートフォンゲーム市場
調査機関:シード・プランニング

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