トランスコスモス・アナリティクスは、dmiとビッグデータを活用した顧客行動予測について業務提携を行った。本提携により、トランスコスモス・アナリティクスが持つビッグデータ分析のノウハウと、dmiが持つ過去から未来を予測できる解析技術「ベイジアンネットワーク」による予測技術を融合し、顧客と企業のマーケティングプロモーションの効率化を支援する。
ベイジアンネットワークとは、「原因」と「結果」の関係を複数組み合わせることにより、「原因」「結果」がお互いに影響を及ぼしながら発生する現象をネットワーク図と確率で可視化したもの。例えば、ヒトの行動(購買、離脱、来店、クリックなど)は、不確定要素が多いため、「AならばB」のような単純なルールだけで表すことは難しいが、確率推論を用いることで、単純なルールでは表現できないグレーな部分を表現でき、より精度の高い予測を可能にする。
【関連記事】
・ALBERT、ベイジアンネットワークを用いたアトリビューション分析サービス開始
・トランスコスモス、動画広告効果分析サービス「t-eams for VideoAnalytics」リリース
・トランスコスモス、ASEAN最大のeBookストア「ウークビー」と資本・業務提携
・自販機オペレーター約700名を組織化してビッグデータで売上向上を目指す
・デジタルインテリジェンス等、「データエクスチェンジ・コンソーシアム」設立