オプトは、15~59歳の男女1,469人を対象に、TwitterをはじめとしたSNSの利用実態・特徴などについて調査した。調査の結果、Twitterのアカウント保有率は全体で31%、年代別にみると、15~19歳では50%を超え、若年層でのアカウント保有率が高いことが分かった。また、10・20代の女性についてはLINEアカウントの保有率が最も高い結果となった。
Twitterの利用頻度について、アカウントを持っているユーザーの49%が「ほぼ毎日」利用しており、「週1日より少ない」という非アクティブ層は23%となった。なお、Twitter、Facebook、LINEを比較すると、LINEを「ほぼ毎日」利用するユーザーは66%で、最も高い数字となった。また、Twitterのアカウント数については、複数アカウントの利用者が27%みられた。
また、自分から「ツイートをすることがある」人は72%、「ツイートはしないが、リツイートなどをすることがある」人が12%、「見る・読むだけでツイートやリツイートなどはしない」人が17%。と、ユーザーの多くが何らかの発信をしている結果となった。ツイート・リツイート時の「他人の目」の意識について尋ねると、Twitterでは「人の目は気にせず投稿する」「どちらかといえば、人の目を気にせず投稿する」が60%を占める。FacebookやLINEに比べると、人の目を気にせず投稿する傾向がみられた。LINEは「家族」、Facebookは「同僚・仕事上のつながりの人」の目を気にする傾向があるのに対し、Twitterでは直接の知人以外との関係が多いことが反映していると考えられる。
Twitterの利用目的は、「趣味などプライベートの情報収集」49%、「自分の楽しみのため」40%が多いことがわかった。一方で、FacebookやLINEに比べると、「家族・友人・知人との会話・連絡・コミュニケーション」「仕事上の連絡・コミュニケーション」が少なく、情報の収集、発信・共有(メディア機能)に特化している傾向がある。また、Twitterから得たい情報は、「新しい情報」、「面白い情報」が50%を超え、FacebookやLINEを10ポイント以上多い。同様に、リツイートしたり「お気に入り」にしたりするものも「面白いツイート」がトップとなった。
なお、Twitterの機能について、ハッシュタグの認知率は79%で、41%が「使うことがある」と回答している。また、Twitter検索の利用経験については、80%のユーザーが利用している。検索をするシチュエーションは、「興味のあることで、最新のニュースが飛び込んできたとき」が70%で最も多い。
【調査概要】
調査地域:全国
調査対象:満15~59歳の男女個人
調査方法:インターネットリサーチ
有効回答数:1,469人
調査日時:2014年6月14日~6月16日
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