パルコ・シティは、ショッピングセンター（以下、SC）業態に特化した買い物支援アプリ「NEARLY（ニアリ）」を開発したipocaと業務提携契約を締結した。パルコ･シティは、ipocaの戦略的パートナーとしてSC業界インサイトおよび戦略に関するコンサルティングを行うとともに、「NEARLY」をベースとした「SCコンシェルジュ Apps」の販売活動を通じて、同社の事業拡大を支援していく。今後1年間で100施設への「SCコンシェルジュ Apps」および「NEARLY」の導入を目指す。

　これまで、パルコ・シティはSCのWeb総合支援サービス事業者として、統合パッケージ「SCコンシェルジュ」を通じた顧客向け情報発信、集客支援を手掛けてきた。さらに、需要が高まっているディベロッパーとテナントとのコミュニケーション支援など、全国で50を超えるSCのICT活用を支援している。

　本提携により、商業施設および出店店舗は、PC、スマートフォン、モバイルなどのデバイスに加え、アプリと連携した情報を配信が可能に。労務を増やさずに、来館や購買に合わせユーザーの趣向に合った情報を配信できるようになる。また、周辺地域のライトユーザーへの情報拡散が可能となり、エリアの新規集客や再来店誘導を実現する。

【関連記事】
・パルコが描くオムニチャネル戦略、Web取置き予約など新サービススタート
・パルコ、女性向けハワイアンビアガーデン期間限定オープン！
・今秋、池袋パルコに「ニコニコ本社」がオープン！
・オフライン行動に対するWebサイトの貢献度を定量化！IMJ「O2O貢献度分析サービス」
・サービス利用者の3割が新規顧客、三井住友カードのO2Oサービスが加盟店拡大