Criteoは、クロスデバイス広告ソリューションを全世界で提供開始することを発表した。同ソリューションによって、デバイスを横断してユーザの行動履歴を一元的に認識し、パーソナライズされた広告を確実かつ大規模に展開することが可能になる。広告主はこのソリューションを通じて、複数のデバイス・スクリーンにわたってパーソナライズされた広告を消費者に配信し、エンゲージメントを築くことができる。
パソコンの世帯保有が80%を超える日本において、スマートフォン、タブレットデバイスの保有数とそれによるインターネット利用時間は急増している。そのような背景から、広告主やマーケティング担当者にとって、複数のデバイス・スクリーンにまたがって消費者にリーチすることが重要になっている。
この度発表したクロスデバイス広告ソリューションでは、広告主から提供されるユニークな匿名識別子を用いることで、ユーザがCriteoネットワーク全体で複数のデバイスにまたがっていたとしても正確に識別。アプローチと購買意欲判定アルゴリズムを活用し、全世界で7,000を超えるパブリッシャー上で、消費者を再エンゲージさせることができる。
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