ビットコインによる決済処理サービスを提供しているBitPayは26日、米国の赤十字がビットコインによる寄付の受付を開始したと発表した。寄付はBitPayが開設したウェブページを通して受付け、BitPayは無料で処理を行い、寄付金額は100%赤十字へ届けられる。
「ビットコイン」とは、Bitcoin.orgのFAQによると、「新しい決済システムと完全電子通貨を実現するコンセンサス・ネットワーク(consensus network)で、中央機関や仲介人を要しないユーザーによる初の分散的ピア・ツー・ピア決済ネットワーク。ユーザーの観点から見ると、ビットコインはインターネットにおけるお金のようなもの。また、ビットコインは、現在存在するものの中で、最も主要な三式簿記システム(triple entry bookkeeping system)ともいえる」と定義される。
BitPayは、北米、ヨーロッパ、南米でビットコインによる支払処理サービスを提供。これまでに、Index Ventures、Founders Fund、Sir Richard Bransonなどから3200万ドル以上の資金を集めている。
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