ジャストシステムは、セルフ型アンケートサービス「Fastask」を利用して、事前の調査で「スマートフォンを利用している」と回答した10~60代の男女1,000名に対し、『動画広告に関するアンケート』を実施した。
YouTubeの動画広告のスキップ経験
YouTubeで、5秒待つとスキップできるタイプの動画広告が表示された際に「5秒でスキップしなかった経験がある」人の割合は43.4%だった。「最後まで動画広告を見たことがある」人は39.2%、「動画広告の内容は頭に入ってきてはいないがボーッとしていて結局最後まで視聴してしまったことがある」人は36.8%という結果に。スキップできる動画広告であっても、4割程度の人は接触による理解の程度の差こそあれ、最後まで視聴する傾向にあるようだ。
YouTubeで動画広告をスキップしなかった理由
YouTubeの5秒待つとスキップできるタイプの動画広告を視聴した際、スキップしなかった人にその理由を聞いたところ、「インパクトのある映像に引き込まれたから」(46.8%)が最も多い結果になった。次いで、「自分自身の趣味や趣向に合っていると感じたから」(43.4%)、「意外な演出に好奇心を刺激されたから」(38.9%)となった。
アプリの動画広告を見て、広告主のサイトへ訪問したことがある人は2割超に
スマートフォンアプリの動画広告を視聴したことがある人のうち、21.2%の人が「広告主のサイトを訪問した経験がある」ことがわかった。そして「最後まで動画広告を見たことがある」人は41.6%、「動画広告を見た後にその商品・サービスを検索したことがある」人は24.2%、「動画広告をSNSでシェアしたことがある」人は10.8%となった。
動画広告の視聴をきっかけに、ブランドに悪い印象を抱いたことは?
動画広告の視聴をきっかけに、そのブランドに悪い印象を抱いたことがあるかをたずねたところ、YouTubeの「スキップできない動画広告」を見た人のうち、39.9%の人が「悪い印象を抱いたことがある」と回答。YouTubeの「5秒でスキップできる動画広告」を見た人のうちでは34.9%、YouTube以外のWEBコンテツ内動画広告を見た人のうちでは31.8%、アプリの動画広告を見た人のうちでは37.1%、電車の動画広告を見た人のうちでは24.7%が「悪い印象を抱いたことがある」と回答した。
※いずれも「あてはまる」「ややあてはまる」の合計。
【調査概要】
調査期間:2015年1月5~6日
調査対象:事前の調査で「スマートフォンを利用している」と回答した10~60代の男女1,000名
【関連記事】
・人気YouTuber「HIKAKIN」が受験生応援メッセージ動画をつくってみた!グリコのキャンペーン
・YouTuberプロダクションのUUUM、次世代クリエイターを発掘・支援するUUUMネットワーク設立
・YouTube、2014年の動画広告トップ10を発表、合計10億分以上見られた人気動画が勢ぞろい
・PSY「江南スタイル」の動画再生回数が多すぎ! YouTubeが再生カウンターを作り直す事態に
・YouTubeが音楽プラットフォームに変貌、新アプリと広告なしの有料サービスをリリース