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マイクロアドプラスとAdNearが提携、位置情報を使ったロケーションベース・オーディエンス広告を開始

 マイクロアドの戦略子会社であるマイクロアドプラスは、2012年にインドで設立されたAdNearと業務提携。AdNearが展開するLocation Based Audience(LBA)広告の国内販売を強化し、顧客企業のマーケティングに対して多角的な提案を実現する。

 マイクロアドプラスが販売を開始するAdNearのLBA広告は、国内では前例のない「位置情報を利用したスマートフォンへのアプリ広告配信」の実現を可能にするもの。GPSだけでなく、各基地局やWi-Fiのシグナル情報をマッピングすることで、より正確な位置情報を入手することができ、エリア内のユーザーに対してのみ広告を訴求することが可能となる。

 また、膨大な蓄積データと第三者の統計データなどを元に、ユーザーが住んでいるエリアや職場を解析し、買い物によく行くエリアなどの行動範囲を絞り込み、特定のエリアで閲覧されているアプリ面に対して広告を配信することも可能になる。今後は、マイクロアドの保有するユーザーデータとの連携や、共同商品開発も視野にいれ、それぞれの企業にあわせた独自の提案や、効率的なPDCAを前提としたレポート体制などの強化を行う。

 AdNearは位置情報を取得する際、個人を特定できる情報は取得しておらず、利用しているすべてのデータは、匿名または非個人識別情報(非PII:Personally Identifiable Information)になり、PIIがAdNearのサーバーに格納されることはない。また取得したデータは、代理店、広告主のレポート等の目的以外で活用することはなく、第三者にシェアされない。ユーザーは、いつでもオプトアウトし広告をブロックすることが可能となっている。

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MarkeZine(マーケジン)
2015/01/21 18:13 https://markezine.jp/article/detail/21784

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