Turnは2月25日、米国特許商標庁(UPSTO)からアドテクノロジーのイノベーションに関する以下の5つの特許を受けたと発表した。
Externality-Based Advertisement Bid Adjustment (Patent 8,799,081)
入札価格を算出する典型的手法は、あるひとつの入札に関して特定の広告在庫のパートナーが開示したものをベースにしている。特許を受けたアプローチではゲーム理論を適用し、ある広告在庫のパートナーが開示する情報をほかのパートナーと比較して支払うべき金額を算出する。
Enhanced Online Advertising System (Patent 8,768,766)
デジタル広告の自動化についての最初の特許のひとつ。達成目標に基づく入札予測の自動化に関するもの。
Horizontal Interval -Based Data Partitioning and Indexing for Large Clusters (Patent 8,903,803)
データ分析のためのクエリ間隔のレンジに対して大量データを分割するユニークなアプローチ。
Custom Data Warehouse on Top of MapReduce (8,918,388)
効率性を向上させるデータ圧縮手法。必要なサーバーのスペースを減らし、より速いクエリを可能にする。
Meta-Data Driven Data Ingestion using MapReduce Framework (8,949,175)
複数のプロバイダからデータをロードする効率を改善する。データソース間の不一致に対処し、進化するデータウェアハウスのスキーマを生み出す。
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