博報堂アイ・スタジオは、3月9日、SNSを通じた企業と生活者との共創から生まれたコンテンツを電子書籍化し、企業や商品のプロモーションとして展開できるサービスの提供を開始した。
近年、ソーシャルメディアの普及と企業活動の広がりにより、企業と生活者の直接コミュニケーションが一般化している。一方的な企業発信ではなく、企業と生活者が一緒に活動し、新しい商品開発やリサーチの手法として共創コミュニケーションが注目されている。
WEBサイトを通じてSNSで投稿された商品の感想や、レシピを書籍化し、生活者視点のレシピ本とすることで商品の利用促進に活用する。
今回新たに開始した同サービスは、企業と生活者の共創により生まれたコンテンツを、テキストだけでなく写真や動画を盛り込める電子書籍として再編集し、新たなコンテンツとしてSNS上などでプロモーションできるもの。Twitterでのプロモーションに際しては、角川アスキー総合研究所が開発した「ePUB Viewer for Twitter」を活用しタイムライン上で閲覧できるようにする。また、デジタルだけではなく、プリントオンデマンド印刷を活用したリアルな書籍化も支援する。
【関連記事】
・社員どうしで匿名で雑談できる企業内クローズドSNS「Flat」、使い方はいろいろ
・資生堂、自社SNSの投稿記事まとめサイト「SHISEIDO キレイロ」リリース
・顧客サービスにおけるSNS依存度は高まる傾向に【世界10か国/顧客サービスに対する意識調査】
・3世代消費を支援!家族限定SNS「wellnote」が大丸松坂屋・PARCOと連携
・SNSが最も多く利用されるのは金曜日【ニールセン調査】