博報堂は、文理芸と産官学の融合によって新しい未来を創造する次世代型クリエイティブプロジェクト「恋する芸術と科学」ラボを立ち上げ、6月より本格的に活動を開始した。長期視点での社会トレンドを踏まえた企業成長へのシナリオサポート、クリエイティブコンサルティング業務、大学機関との共同研究、政府・地方自治体への成長戦略立案、投資機関との提携によるビジネススキーム確立を目指す。
なお、同プロジェクトのリーダーはこれまで数々の企業や政府案件のターンアラウンドに携わり、2012年から2014年まで雑誌『広告』の編集長を務め、世界経済フォーラム・ヤンググローバルリーダーズに選出されたクリエイティブディレクター市耒健太郎氏が務める。
同プロジェクトでは、クリエイティブディレクター、デザイナー、プログラマー、データサイエンティストといった各専門分野のリーダーを結集し、日本らしさとグローバリゼージョン、デザインとテクノロジー、企業営利とサステイナビリティなど、対立しがちな視点を高次元融合することで、これまでにないより大きな目線で社会と企業の課題を解決していく。
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