セールスフォース・ドットコムは、7月2日、資生堂が運営する総合美容ウェブサービス「ワタシプラス(watashi+)」に「Salesforce Marketing Cloud」を導入したことを発表した。これにより、資生堂はワタシプラスの会員と1対1で繋がり、EメールとLINEでのOne to Oneマーケティングを実現していく。本番稼動は2015年7月を予定している。
これまで資生堂は、200万人を超えるワタシプラス会員に対してEメールを通じてのコミュニケーションを図ってきた。また、LINE公式アカウント友だち数は1,600万ユーザーを超え、その数は年々増加している。「Salesforce Marketing Cloud」の活用により、資生堂はEメールだけでなく、「LINE ビジネスコネクト」を活用したLINE経由のコミュニケーションが可能に。一人一人に合ったコンテンツを、最適なタイミングとチャネルで提供し、ワタシプラスの新規会員登録、トライアル・商品購入、購入以外の顧客の行動などを時系列で可視化し、顧客をOne to Oneカスタマージャーニーに導き、顧客との信頼関係を構築していく。
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