ジャストシステムは、同社が提供するセルフ型アンケートサービス「Fastask(ファストアスク)」を利用して、全国の15歳から69歳の男女1,100名を対象に、『モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査(2015年6月度)』を実施した。
10~20代の新聞購読率は23%で、ニュースキュレーションアプリと同程度に
ニュースを閲覧するために利用するメディアとして「ポータルサイトを閲覧」(49.5%)と回答した人が最も多く、次いで「新聞を購読・購入」(41.6%)という結果だった。しかし、10代に限るとポータルサイトを利用する人は35.0%止まりだった。また、「新聞を購読・購入」している人は50代以上だと60.8%を占めているが、10~20代に限ると23.3%となり、「ニュースキュレーションアプリで閲覧」している人は19.3%と、「新聞を購読・購入」している人の割合と大差ないことがわかった。
一番長期間飽きずに利用されるのは「SNSアプリ」
スマートフォン利用者にアプリのジャンル別利用歴を聞いてみたところ、最も長期にわたって使われていたのは「SNSアプリ」で平均28.5カ月、続いて「通常のショッピングアプリ」が平均25.5カ月、「ゲームアプリ」が平均24.9カ月、「音楽配信アプリ(ラジオ含む)」が平均23.2カ月、「画像加工アプリ」が平均22.3カ月の順となった。3年以上使い続けている利用者の割合が最も高かったのも「SNSアプリ」(35.0%)で、続いて「通常のショッピングアプリ」「ゲームアプリ」(ともに、32.9%)だった。
スマートフォンでのオンラインバンキング利用者は2割に
オンラインバンキングを「現在利用している」人は53.1%いた。そのうち、「PCメインで利用している」は78.6%、「スマートフォンメインで利用している」は7.4%、「PCとスマートフォンの併用で利用している」は13.7%で、21.1%の利用者がスマートフォンからオンラインバンキングを利用している結果となった。
【調査の実施概要】
調査期間:2015年6月25日(木)~7月1日(水)
調査対象:15歳から69歳までの男女1,100名
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