写真素材等の投稿型販売サイト「PIXTA(ピクスタ)」を運営するピクスタが、台湾支店を設立。市場調査・開拓を目的とした現地での業務を開始した。
PIXTAは英語版と中国語版のリリースや、シンガポールの現地法人設立など、アジア展開に努めてきた。取り組みの中で、台湾での素材購入(ダウンロード)数が、2014年1月~6月と、2015年1月~6月で比較すると約5倍の増加したことがわかった。
同社の調査の結果、ダウンロード数増加の背景にはインバウンド需要による日本への旅行客の増加や、ファッション・美容などライフスタイルの親和性の高さから「日本人モデル素材」のニーズがあること。一方で、台湾で一般的なストックフォトは欧米の素材が中心など、現地のニーズに応えられていない実態が見えてきた。そこで今回の拠点設立に至った。
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