トレンダーズは、20~40代の女性Instagramユーザー500名を対象に、「女性のInstagram活用」に関する意識・実態調査を実施した。
情報収集にも活用されるInstagram
「Instagram の利用頻度(閲覧・投稿どちらも含む)」を調査すると、「ほぼ毎日」と回答した人が56%と、約6割の人がデイリーで利用していることがわかった。続けて「Instagramの魅力」を聞いたところ、81%と圧倒的に多かったのは「素敵な写真を閲覧できる点」。また「投稿を通じて、友人の様子を知ることができる点」(41%)、「自分が素敵だと思う写真を投稿できる点」(33%)などSNSとしての機能に加えて、「流行を知ることができる点」(45%)、「投稿内容が生活の参考になる点」(30%)といった情報収集ツールとしての側面も感じさせる結果となった。
影響力が強いInstagramの投稿ジャンルは衣・食
Instagramに投稿された写真を真似したことがあるかを調べたところ、73%と7割以上の人が「ある」と回答した。そして「“真似したい”と思ったことがある投稿のジャンル」として特に多かったのは「ファッション」(67%)と「食べ物/飲み物」(58%)だった。
また「衣・食に関する投稿を見て思ったこと」を調査したところ、「その食べ物/飲み物を食べてみたいと思った」(79%)「そのファッションアイテムを欲しいと思った」(73%)という結果になり、衣・食に関する投稿は女性に影響を与えることがわかった。
投稿された食べ物/飲み物の閲覧きっかけで4割が購入経験あり
「Instagramの投稿を見たことがきっかけで、実際にとったアクション」を聞いたところ、「投稿で見た食べ物/飲み物を、実際に買ったことがある」人は42%いた。また、「店頭で探したことがある」人は40%、「インターネットで検索したことがある」人は51%いることがわかった。
さらに食器やキッチン用品といった、投稿で見た食べ物/飲み物の関連商品を「実際に買ったことがある」(29%)、「インターネットで検索したことがある」(38%)という人もいることから、食に関する投稿の影響力の高さがうかがえる。
食べ物投稿のコツは「写真のきれいさ」と「親近感」
ユーザーが真似したくなる食に関するInstagramの投稿における特徴をたずねたところ、特に多かったのは「写真のきれいさ(加工、レイアウトなど)」(85%)だった。同時に「投稿の内容に親近感を感じること」(67%)、「投稿者に親近感を感じること」(58%)にも回答が集まる結果となった。
【調査概要】
調査期間:2015年8月20日~24日
調査方法:インターネット調査
調査実施機関:楽天リサーチ株式会社
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