Twitterは、デバイス間のTwitter広告の効果測定を可能にする「コンバージョンリフトレポート」の提供を開始した。同レポートでは、広告主が設定した配信先ターゲットを広告接触/非接触の2つのグループに分類。その後Twitterが2つのグループのコンバージョン率の比較を行い、効果の見られたターゲティングやコンバージョン効率などの分析結果を解説する。
現在モバイルや異なる複数のプラットフォームを広告に利用する広告主が増えている。一方で、ユーザーは多くのプラットフォームやデバイスで広告に接触しており、ラストクリックをコンバージョンとして評価するのは正確ではないと同社は考え、今回の機能追加に至った。
また、同レポートでは以下3つのタイプの広告キャンペーンにおいて効果検証を行うことができる。
- Webサイトのコンバージョントラッキング (英語) を通してWebサイトクリックとコンバージョンを計測するキャンペーン
- モバイルアプリのコンバージョントラッキング (英語) を通してモバイルアプリインストールの新規獲得や休眠復帰を計測するキャンペーン
- モバイルキャリアによる他社キャリアからのユーザー獲得を目的とした広告のスイッチングコンバージョンを計測するキャンペーン
現在は一部広告主への提供となっているが、同社では今後、全ての広告主に提供する予定だ。
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