トライベック・ブランド戦略研究所は、「主要企業Webユーザビリティランキング2015<企業サイト編>」を実施し、全15業界・150サイトのユーザビリティを評価した。調査は2015年8月中旬から10月下旬にかけて行った。
今回の1位は2年連続で「KDDI」となった。企業サイトの「メディア化」にいち早く取り組んでおり、サイト全体で一貫したデザインとユーザビリティを提供できていることが評価された。そして2位は「au」、3位は「NTTドコモ」と2014年度版に続き2015年度も通信事業会社が上位を占めており、業界で見たランキングも「IT・情報通信」 が1位となった。
同ランキングは、15業界、主要企業150サイトを同社のユーザビリティ診断プログラムを用いて、「アクセス性」、「サイト全体の明快性」、「ナビゲーションの使いやすさ」、「コンテンツの適切性」、「ヘルプ・安全性」の5評価軸、全94項目を基に順位付けされている。
また、今回のランキングでは「トップページにおける"企業らしさ"の見える化」、「マスターブランドへの取り組み」、「モバイルフレンドリー対応」を重視した評価内容や配点ウェイトの改訂を行っている。
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