ジャストシステムは、セルフ型アンケートサービス「Fastask(ファストアスク)」を利用して、15歳から69歳の男女1,100名を対象に、『モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査(2015年11月度)』を実施した。
全画面表示の「アプリ版誘導広告」に7割が抵抗を感じる
スマートフォンでWEBサービスを閲覧した際に全画面表示される、該当サービスの「アプリ版誘導広告」について、「インストールしたことがある」人は8.6%、「クリックしたことがある」人は21.1%、「見たことはあるが、クリックしたことはない」人は30.8%という結果となった。
また、全画面表示の「アプリ版誘導広告」を見たことがある人のうち、多少なりとも「抵抗を感じる」人は70.9%、「サービスの利用を躊躇する」人は18.0%となった。
6割近くが「ミスクリックの誘発」原因に抵抗感じる
「アプリ版への誘導広告」に抵抗を感じたり、該当サービスの利用を躊躇したりしてしまう理由として最も多かったのは、「クリックしたくないのに、間違ってクリックしてしまうことが多い」(58.0%)だった。次いで、「すぐにWEBサービスを利用したいのに、利用を阻害される」(51.5%)、「一度広告を消しても、WEBサービスを利用するたびに毎回繰り返し表示される」(50.7%)と続いた。
「アプリ版」のインストール後、約半数が「アプリをメインに利用」
「アプリ版誘導広告」をきっかけにアプリをインストールしたユーザーのうち、その後「『アプリ版』をメインにサービスを利用している」人は49.1%だった。一方、「アプリ版とWEB版を併用している」人は35.1%、「WEB版を引き続きメインとして利用している」人は8.8%という結果になった。
【調査の実施概要】
調査期間:2015年11月30日~12月4日
調査対象:Fastaskのモニタのうち、15歳から69歳まで5歳ごとに、
男女それぞれ50名ずつ割り付けて 回収(合計1,100名)
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