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マーケティングオートメーションの真の運用は、本質の理解から始まる。(AD)

「真に求めるKPIの測定可能に」、代理店任せの大手エステサロンがMA「B→Dash」導入で変わった事

ブランドイメージを崩さないデジタルマーケティングを

 効果が出ないメディアを削ぎ落とし「効率化された状態」から、これからは効果の出ているメディアでの結果を最大化するため、戦略のブラッシュアップが必要になってきているという。笠井氏は、ブランドや顧客層に基づくクリエイティブやメディア選定を行うなど、「ソシエ・ワールドのブランドを活かした戦略を取っていきたい」と意気込む。

 「美容関係の王道のクリエイティブ表現として、マイナス何cmや施術前後の写真などのようなインパクト勝負のものが多い。特にネット広告では訴求力が高い手法なのかもしれません。

 しかし、私たちの優位性は、ハイブランドとしての施術品質やロケーションの良さだと思っています。ラグジュアリーな施設などをアピールしていきたいですね。その手法として何が有効なのか、今後はメディアの種類はもちろんですが、クリエイティブについても試行錯誤していきたいと思います」(笠井氏)

今後はオフラインとの連携強化、本来のターゲットへのアプローチ

 今後の展望を笠井氏に尋ねると、ソシエ・ワールドが顧客の中核として位置づける40代から50代の女性を意識した施策を行っていきたいと語る。

 「これまでは、デジタルマーケティングは若年層のブライダルエステをメインにしており、元々のターゲットである40代から50代を中心とした層にはなかなかリーチが難しいと考えていました。しかし、徐々にインターネットの普及が追いついてきた感覚もあります。『B→Dash』の導入によってPDCAサイクルが自社で回せる環境を実現することができたので、少しずつその層へのアプローチにも挑戦したいと考えています」(笠井氏)

 また、店舗というチャネルもソシエ・ワールドの強みの一つ。お客様のアンケートやスタッフによる施術時のメモなど、オフラインデータとの融合も大きな課題だ。当然ながら、テレビCMや駅広告、車内広告などあらゆるオフラインの広告もその対象になる。

 「オフラインとの融合は技術的にも手法的にもまだまだ難しいと聞いています。しかし、難しいと思っていたデジタル広告による成約率の向上、KPI管理を『B→Dash』で実現できたように、IoTなどの言葉もあるとおり、様々なものがつながり、融合する時代が来るでしょう。その好機を見過ごさないよう、『B→Dash』でデジタルマーケティングを主体的に管理し、自らの課題として認識していたいと考えています」(笠井氏)

 「B→Dash」は、ソシエ・ワールドのマーケティングパートナーとして、デジタル領域のみにとどまらず、あらゆるマーケティング施策の最適化を支援する。

 本質的なKPIの計測環境が整ったことで、今後は「B→Dash」に備わるMA機能を活用しOne to Oneマーケティングを本格化させるなど、さらに様々な取組みを加速させていく予定だ。ソシエ・ワールドの今後の躍進から目が離せない。

今回記事に登場した次世代マーケティングプラットフォーム「B→Dash」、ソシエ以外にも多くの企業に導入されています。そして他社の導入事例、記事では紹介しきれなかった「B→Dash」の機能をこちらで紹介しています。ぜひご確認を!

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この記事の著者

伊藤 真美(イトウマミ)

フリーランスのエディター&ライター。もともとは絵本の編集からスタートし、雑誌、企業出版物、PRやプロモーションツールの製作などを経て独立。ビジネス系を中心に、カタログやWebサイト、広報誌まで、メディアを問わずコンテンツディレクションを行っている。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2016/02/24 14:00 https://markezine.jp/article/detail/23894

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