資生堂は、企業文化誌「花椿」のWEB版を全面的にリニューアルし、6月1日にオープンした。内容も形態も一新した「花椿」は、「時を経ても色あせない本質的なモノやコトを見つけ出す」をコンセプトに、アート、ファッション、ビューティーを中心とした6つのコンテンツをスタート。今後、順次コンテンツを加えていく。
なお、WEBと連動し、2016年秋に「季節の贈り物」として季刊誌を刊行予定。季刊誌では、より本質的なテーマを掘り下げるとともに、WEBで掲載されたコンテンツとも連動するクロスメディア化を図る。また、SNSとも連動し、読者との双方向コミュニケーションも予定。
資生堂は、2020年までの中長期戦略「VISION 2020」で若い世代へのアプローチを重視している。今回のリニューアルも一環。「花椿」は、1937年創刊。その前身「資生堂月報」を含むと、90年以上にわたって刊行を続けてきた。昨今のデジタル化に伴い、2011年にはWEB版の配信をスタートさせ、新たな読者の獲得を目指してきたが、今回のリニューアルでメインターゲットである20代読者と親和性の高いWEB版に軸足を移すことによって、新たな読者層との出会いを広げていく。
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