電通パブリックリレーションズ内にある企業広報戦略研究所は、生活者が企業のどのような活動(ファクト)に魅力を感じ、その魅力がどのように伝わっているのかを解析することを目的に、3月に全国1万人を対象とした『第1回企業魅力度調査』を実施した。
企業の魅力を伝えるには、リアルな体験とメディア両方重要に
企業の魅力を最も感じた項目を見聞きしたのは、「番組や記事」が41.6%で最も高くなった。依然として報道機関やメディアという第三者を経由した情報の影響力が大きいということが明らかになった。次に多かったのは「企業が直接発信する情報」で、27.6%が選択した。
一方で「商品・サービスを直接体験して」が37.4%など、リアルな体験に関連した回答も多く、同研究所がメディアとリアルに関連した回答を区別したところ、メディアは54.4%、リアルは45.6%と拮抗していることがわかった。
1番企業の魅力が伝わっているメディアは「テレビ」
メディア関連項目を詳しく調べたところ、「テレビ番組」を通じて魅力を見聞きする人が46.5%いた。さらに、「企業のウェブサイト」を情報源として回答した
人が22.2%と、メディア種別では3位となり、昨今注目を集めるオウンドメディアの存在感が一般生活者の中で増していると考えられる。
【調査概要】
調査対象:全国の20~69歳の男女それぞれ各業種ごとに1,000人ずつ 計10,000人
調査方法:インターネット
調査期間:2016年3月24日~3月29日
設問内容:魅力を感じる業種、企業、きっかけ、
魅力を感じた要素、その要素の情報経路
調査主体:企業広報戦略研究所(株式会社電通パブリックリレーションズ内)
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