ニフティが提供する「シュフモ」は、スーパーの売り場に応じた特売情報やレシピなどを買い物客のスマートフォンに通知する購買促進プラットフォームを構築し、6月14日から首都圏のスーパーにて実証実験を行う。
なお、同実証実験は、公益財団法人流通経済研究所が運営するSMD共同研究機構および、丸紅と共同で企画、実施し、売り場への誘導効果や非計画購買への影響を実証する。
今回構築したプラットフォームでは、売り場内に設置したビーコンから、買い物客のスマートフォンに購買促進メッセージをプッシュ通知することができる。一定の範囲内にあるスマートフォンに通知を配信できるビーコンの特性を活かし、特売品売り場の近くに来た人には特売品があることを知らせるなど売り場に応じたメッセージ配信を行うことができる。
これにより、店舗側はきめ細やかな販売促進施策を実施できるとともに、買い物客も有益な情報をより確実に受け取ることができる。
今回の実験では、「シュフモ」利用者を中心とした来店客にレシートの提供やアンケートへの協力を依頼し、同プラットフォームを通じた買い物体験が与える影響を分析することで、店頭施策としての有用性を実証します。
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