オラクルとSnapchatは、現状のデジタル広告における影響を評価するソリューションで提携することを発表した。あわせて、「Oracle Data Cloud」とSnapchatは共同で、Snapchatでのマーケティング・キャンペーンによってもたらされる店舗売上の増加に関する評価を行う。
具体的には、「Oracle Data Cloud」が実店舗での売上に対するキャンペーンの影響を分析することで、一般消費財(CPG)広告主がSnapchatで実施しているマーケティング活動の効果の定量化と向上を支援する。
また両社では、化粧品、パーソナルケア、清掃、加工食品、飲料水の大手ブランド用にSnapchatで展開中の12のCPGキャンペーンによる実店舗売上の伸びについて分析する調査を行った。その結果、以下が明らかとなった。
・Snapchat広告キャンペーンの92%が、実店舗売上の増加を促進
・広告キャンペーンでは、売上の増加が主な促進要素となり、すべての主要指標で
「Oracle Data Cloud」の基準値を上回る結果となった
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