ドミノ・ピザ ジャパン(以下、ドミノ・ピザ)では、今冬の厳しい寒さに備えて進めてきた、トナカイによるピザデリバリー計画の見送りを決定した。理由は、トナカイの制御が難く、安全性・確実性において同社基準を満たすことができなかったこと。
ドミノ・ピザには、注文したピザの配達状況を地図上で確認できるシステム「GPS DRIVER TRACKER」があり、配達場所までの道順や到着までの予定時間を、利用者がマップ上でリアルタイムに追跡することができる。
トナカイに同じ装置を搭載することで、トナカイが道路のない場所を進んだり、家の前で止まらずに通過してしまったりと、あちらこちらに行く様子が一目瞭然になってしまうことが発覚した。その他、犬の鳴き声に驚いて急に暴走したりと、アクシデントは枚挙にいとまがなく、周辺の迷惑になるため、「大変不本意ながら見送りを決めた」とのこと。
そこで、同社はクリスマス時期に少しでもトナカイがデリバリーするワクワク感を届けるため、上述の「GPS DRIVER TRACKER」にて、12月下旬まで「トナカイアイコン」を表示する。また、台数限定でトナカイ風デリバリー用バイク「トナ改バイク」を製作。配達車両として使用する予定。
【関連記事】
・ドミノ・ピザ、厳しい寒さが予想される冬に備え“トナカイによるデリバリー計画”推進
・ドミノ・ピザ、配達状況を地図上で確認できる「GPS DRIVER TRACKER」をリリース
・ドミノ・ピザ エンタープライズ、世界初の商業用自動運転デリバリーロボットを発表「DRU」発表
・ドミノ・ピザ、LINE経由の売上が公開から4か月で1億円突破
・売り上げ予測の約1.5倍!日本ピザハットとRIZAPのコラボ商品、売上好調により販売店舗拡大