ユナイテッドは、スマートフォン媒体社向けのSSP「AdStir」にて、A/Bテストツールを用いてユーザー行動を解析し、最適な広告枠設計を行うコンサルティングの提供を開始する。
A/Bテストツールは、従来のページレイアウトとは別に、レイアウト変更を加えたテストパターンを用意し、ユーザーを2つのレイアウトに振り分けた上、どちらがより高い広告効果を得られるのかを検証することが可能。このA/Bテストを継続して行うことで、メディアの広告収益を最適化する。加えて、ヒートマップ分析を行うことにより、ユーザーの行動を可視化する。分析結果から、媒体社が設定するKPI達成をサポートする。
同社は、広告枠の収益最大化だけではなく、広告枠自体の設計を重要視している。しかし、媒体社が広告枠設計を行うには、ユーザーの行動解析に必要なデータ取得や、サイトレイアウトのA/Bテストが必要で、手間やコストがかかる。
そこで、A/Bテスト機能やヒートマップ分析を通じて仮説検証を行い、これらの課題解決をサポートしていく「広告枠設計コンサルティング」の提供を行うに至った。
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