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キリン、NTTデータと共同でIoT活用へ データ分析で営業担当者の飲食店に対するサポート品質を向上

 キリングループはNTTデータと協力し、都内を中心とした複数の飲食店のビールディスペンサーに流量センサーを設置し、飲食店でのビール消費量や洗浄状況のデータをリアルタイムに把握する実証実験を4月から開始する。

実証実験の概要図
実証実験の概要図

 今回の実証実験で得られたデータを解析することにより、消費者への高品質なビール提供・飲食店の売り上げ向上・営業担当者の飲食店サポート品質向上に向けてのヒントを得ることが目的だ。

 具体的には、飲食店に対してビールディスペンサーの洗浄状況やビール消費動向を共有したのち、洗浄や仕入れについての提案を実施。その後、消費状況に応じた最適な樽サイズを提案することで、消費者により鮮度のよいビールを提供することを想定している。

 キリンは顧客に美味しいビールを飲んでもらうために必要な「提供品質5ヶ条※の実践」を飲食店と共に推進し、「ビールカテゴリーの魅力化」を戦略として顧客の期待に応える価値創造を実現することに取り組んでおり、今回のIT活用はその一環となる。

※キリンでは下記を提供品質5ヶ条と定めている。(1)ビールディスペンサーの正しい洗浄(2)商品の鮮度管理(3)適正な炭酸ガス圧力での抽出(4)グラスの洗浄(5)適切な注ぎ方

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MarkeZine(マーケジン)
2017/04/06 17:00 https://markezine.jp/article/detail/26337

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