ジーニーはネットメディアの広告枠販売支援ツール「GenieeSSP」にて、スマートフォンアプリ向け動画リワード広告のメディエーション機能の提供を開始した。
これにより、アプリデベロッパーは、GenieeSSPが連携する国内外の主要なアドネットワーク7社の動画リワード広告を、各アプリに合わせた最適なロジックで簡単かつユーザーフレンドリーに配信できるようになる。
メディエーション機能の具体的内容は三点で、第一に、課金形態やパフォーマンス等に合わせそれぞれのアプリに適した配信設計を構築できる。第二に、各アプリのフィルレートや配信順序によるeCPM増減を加味した配信ロジックを運用できるようになる。フィルレートとはメディアやアプリに広告が表示される確率のことで、広告枠の在庫に対する広告満稿の割合を示す。第三に、ユーザーの接続環境がWi-Fi環境なのか、LTEや3G等モバイル通信環境なのかを自動判定し、アドネットワーク事業者を1社ずつ呼び出すことで、モバイル通信量を抑制しユーザーフレンドリーな設計を実現できるようになる。
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