朝日新聞社は、レトリバと自然言語処理分野における共同研究契約を締結した。「自然言語」は、人間が使う言葉の総称で、自然言語処理は人工知能(AI)を支える研究分野の一つである。これにより、両社が保有するデータや技術を共有し、エンジニアが連携して研究開発に取り組む。
本共同研究の目的は、主に朝日新聞社とそのグループ企業が保有する、ニュース記事に代表される大量の日本語データを、両社のエンジニアが連携して機械学習、特にディープラーニング(深層学習)の技術などを用いて解析し、将来的に両社に利益をもたらす研究成果を創出すること。特許や学術論文の発表により、社外への技術還元も目指す。
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