博報堂DYメディアパートナーズは、「第5回動画サービス利用実態調査」を実施した。同調査は、2015年12月に第1回を実施されて以降、年2回10万人規模のサンプル数でネット視聴できる動画サービスの利用実態を定点的に把握する目的で行われている。
動画サービスの利用率は76%に
動画サービスの利用率(調査日より1ヵ月以内の利用)を調べたところ、無料サービスで75%、有料サービスで13%となっていることがわかった。また、いずれかを使っていると回答した人は76.4%となった。
テレビ局による動画サービスの利用率、約10%に上昇
民放キャッチアップサービス、AbemaTVの利用率は、いずれも今回初めて約10%となり前年同時期と比較し大幅に上昇した。
※民放キャッチアップサービスは以下が対象
・TVer
・日テレ無料TADA! by 日テレオンデマンド
・テレ朝キャッチアップ
・TBS FREE by TBSオンデマンド
・ネットもテレ東
・プラスセブン
・ytv MyDo!
・MBS動画イズム
動画サービスで利用有無でテレビ視聴時間は変わらない
動画サービス利用者によるテレビ放送視聴時間は、サービスの非利用者含む全調査対象者とほぼ同じ約3時間という結果になった。動画サービス利用者はテレビ放送視聴時間に動画視聴時間をプラスしており、特に有料動画サービス利用者にその傾向がみられた。
【調査概要】
調査エリア:全国
調査方法 :インターネット調査
調査対象者:13~69歳の男女
サンプル数:10万人
調査期間 :2017年7月7日(金)~7月14日(金)
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