クックパッドは12月からサービスの充実を目的とし、料理動画事業に本格参入する。同取り組みの第1弾として、「cookpad storeTV(クックパッド ストアティービー)」の展開を開始する。
「cookpad storeTV」は、スーパーマーケットなどの流通企業と連携したサービス。店舗の生鮮売り場に同社が開発したサイネージ端末を設置し、店舗の販売計画と連動した料理動画を配信する。これにより、生活者は店舗で買い物をしながら食材・商品の調理法や使い方を動画で把握することができるため、商品の購買促進につながる。
同社は2017年8月から全国100店舗においてトライアルを実施しており、その効果検証が完了。2017年12月1日より本格的に始動し、年内に全国のスーパーマーケット約1,000店舗に約3,000台のサイネージ端末を設置する予定だ。
【関連記事】
・電子チラシサービス「Shufoo!」、クックパッドと共同で広告商品を開発 第一弾は料理動画を活用
・「クックパッド」1人勝ちの状況が一変か、レシピ動画アプリのユーザー数が急上昇
・クックパッドの検索データ×インテージの購買データによる分析サービスがリリース
・クックパッド、地域のチラシ・特売情報サービスを運営する子会社「トクバイ」を設立
・クックパッド、スマートフォンで食のトレンド情報がわかる「たべみるニュース」の提供を開始