SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第100号(2024年4月号)
特集「24社に聞く、経営構想におけるマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

2017年のインフィード広告市場、1,903億円に/ソーシャルがけん引【サイバーエージェント調査】

 サイバーエージェントは、デジタルインファクトと共同で、国内インフィード広告の市場動向調査を行った。同調査では、メディア上のフィード型コンテンツと同じフォーマットで表示されるインフィード広告の年間広告出稿額を推計し、市場規模予測を算出している。

2017年は昨対比36%増の1,903億円、2023年には3,921億円

 2017年のインフィード広告市場は、昨対比36%増の1,903億円に達していた。そのうち、スマートフォン比率は全体の97%。また、目的別に調査したところ、Webプロモーション目的75%、アプリプロモーション目的25%という割合だった。

 各目的における需要を見たところ、アプリプロモーション需要は、ゲーム系広告主による底堅い需要のほか、EC系・金融系・フリマ系など、ゲーム以外の多様なクライアントからの需要が特に高まった。

 一方で、Webプロモーションにおいては、通販、金融系の企業によるダイレクトレスポンス需要が大きく、またナショナルクライアントによるブランディングを目的とする出稿も非常に増加した。

 さらに、2023年の市場規模は2017年比210%の3,921億円に達する予測になっている。

広告配信先としてソーシャルがけん引、市場全体の約7割に

 配信先別に市場動向を調査したところ、2016年に引き続きソーシャルメディアがけん引。2017年は昨対比148%成長を遂げ、その需要は市場全体の約7割を占めた。

 2015年から2016年にかけて新たに広告商品の提供を開始したソーシャルメディアの広告需要増加が大きく寄与している。

 その他メディアにおいては、インフィード広告の着実な広がりが見られた。Webメディアにおいても引き続きインフィード広告フォーマットの導入が進み、今後も、配信先におけるインフィード広告拡大の継続が予想される。

著しい動画の成長、市場全体の4分の1のシェアに

 インフィード広告における動画フォーマットの利用は、アプリインストール目的やWeb上での商品・サービス申し込みの獲得を目的とする出稿において定着し、また大手広告主によるブランディングを目的とする出稿も増加。この結果、インフィード広告市場における動画フォーマット比率は昨対比260%成長し、市場全体の25%を占め、大幅に上昇した。

 広告主においては、配信先の媒体ごとに動画のクリエイティブやフォーマットの種類を使い分けるなどの取り組みが進み、媒体においては、従来よりも豊かな表現力を可能にする動画フォーマットなど、新しい広告商品の提供が進んだ。これにより、市場全体で動画利用の高度化が加速した。

 インフィード広告における動画フォーマットの利用は、今後も継続的に需要が拡大し、2023年には、2017年比280%の成長を遂げ、市場全体の約35%となる見込みだ。

調査概要
調査主体:株式会社サイバーエージェント
調査時期:2017年11月から2018年1月
調査方法:インフィード広告市場関係者へのヒアリング、
     調査主体ならびに調査機関が保有するデータ、公開情報の収集
調査対象:インフィード広告
調査機関:株式会社デジタルインファクト

【関連記事】
エキサイト、高精度ターゲティング機能を備えた広告配信プラットフォームをリリース
オールアバウト、インフィード型のネイティブアドネットワーク「All Aboutプライムアド」提供へ
トランスコスモス、インフィード広告が得意なAIコピーライターを開発
電車内の動画広告、2割が興味示した経験あり/YouTuberの認知度は?【ジャストシステム調査】
「LINEリサーチ」、低価格・短納期での調査が可能な「ライトコース」の正式版をリリース

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2018/02/14 11:30 https://markezine.jp/article/detail/27895

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング