Supership、Wi2、新浪(Sina)の3社は、新浪が運営するSNS「微博(Weibo)」を通じて、訪日中国人へのインバウンドマーケティングを目的とした戦略的なパートナーシップを締結した。
「微博」の月間利用者数(MAU)は、2018年3月時点で4億1,100万人を超え、1日当たりのアクティブユーザー数(DAU)は1億8,400万人にのぼる。うち93%がモバイルからのアクセスで、テキストや画像、動画の投稿による情報の発信だけでなく、位置情報を活用したフレキシブルなメニュー構成でユーザーにあわせた情報提供が可能だ。
今回提携をしたWi2は、これまでも訪日外国人向けのWi-Fi接続支援無料アプリ「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」において、おすすめ観光スポットやグルメ、店舗などの情報発信を行うほか、位置情報に基づいたクーポン配信などをしてきた。こうした訪日外国人向けのコンテンツ提供のノウハウを活かし、「微博」においても、訪日中国人向けの情報コンテンツ提供を独占的に行っていく。
また、Supershipは、ナショナルクライアントのブランディング・プロモーション支援によって蓄積された知見を活かし、専任のトレーディングデスク部隊による高度なデータマーケティングを実施。旅行情報コンテンツにおける広告の運用を支援していく。
これにより、観光データに基づいた効率的なマーケティング、外国人目線で訪日旅行者の心を動かすクリエイティブ、そしてSNSに基盤を置いた持続可能なプロモーションの3つが実現可能になった。
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