セールスフォース・ドットコムは7月10日、Salesforce Marketing Cloud(以下、Marketing Cloud)とGoogle アナリティクス 360の連携ソリューションの提供を国内で開始した。
今回の連携によりマーケターは、提供コンテンツがどの程度購入などの消費者動向に影響しているか確認するといった、包括的なマーケティングアトリビューション分析が可能になった。例えば、Eメールやオンライン広告、Webサイトなど消費者が購入に至るまでのチャネルを分析することで、各チャネルが消費者とのエンゲージメントにどう貢献したのかを把握し、コンテンツやチャネルミックスを最適化することができる。
また、オーディエンスの活性化を促進する「Audience Activation」では、Google アナリティクス 360によってカテゴリー分けされたオーディエンス(「購入者」「ロイヤリティ顧客」「サイト閲覧のみの訪問者」)を作成し、連携したMarketing Cloud上でそれらを表示。それぞれの客層に適した具体的な施策の立案や、エンゲージメントの向上を支援する。
他にも、EメールやWebのパフォーマンス効果を測定する指標やオンライン上でのやり取りは、すべてダッシュボード上でモニタリング可能だ。そのため、複数のチャネルに散在したデータを収集するためのクエリが不要となり、15分ごとにリフレッシュされるデータをリアルタイムで取得できるようになった。
【関連記事】
・「AdFlow」とセールスフォースのマーケティングプラットフォームが連携 業務効率化とCX改善へ
・セールスフォース・ドットコム、福岡に新オフィスを開設
・セールスフォース・ドットコム、小規模・スタートアップ企業向けのCRMアプリケーションを提供開始
・Dropboxとセールスフォースがパートナーシップ強化 連携機能の提供を開始へ
・あなたはどのタイプ?SNSの利用を決める「承認欲求」の4タイプ【セールスフォース調査】