電通アイソバーは11月7日、グローバル企業向けオープンソースCMS「Drupal(ドゥルーパル)」などを提供する米Acquia(アクイア)とパートナーシップを締結した。
これによって電通アイソバーは、同社がこれまで蓄積してきたデジタルマーケティングの導入実績やノウハウを活かし、グローバルに対応するデジタルエクスペリエンス管理ソリューション「Acquia」導入の支援を行うことが可能になった。同ソリューション導入のためのコンサルティングから企画・構築・運用までをワンストップで提供する。
同ソリューションは、コアとなるコンテンツ管理の他、多数のサイトを管理する「Acquia Cloud Site Factory」や、効率的なデジタル資産管理を行う「Acquia DAM」など、デジタルマーケティングを推進するための様々な機能を搭載。昨今では、日本の大手企業においても導入が進んでおり、Acquiaは今秋には日本法人を設立し、本格的に日本市場への参入を行う。
同ソリューションはまた、APIファーストで様々なソリューションとの連携が可能なため、「Magento(マジェント)」「Salesforce Commerce Cloud」などの「Isobar Commerce」を活用した購買体験が実現できる。
その他、SalesforceやMarketoなどのMA・CRMとの連携にも対応。そのため、コマース運用で必要となるコンテンツの効率的な管理や、顧客体験を考えたマーケティングのサポートも行える。
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