米国時間の11月7日、オースティンのFairmont Austinで、Drupalクラウドプラットフォームを提供するAcquia, Inc.(本社:アメリカ ボストン)が開催するカンファレンス「Acquia Engage」が開幕した。
Acquia Engageは、Acquiaの顧客とパートナーがクラウドとオープンソース技術によって生み出している先進的なデジタルエクスペリエンスを紹介するためのカンファレンスである。5回目を迎える今回は、およそ650人の参加者が集まった。
Acquiaは、エンタープライズ向けDrupalホスティングプラットフォーム「Acquia Cloud」、複数サイトの管理を行う「Acquia Cloud Site Factory」、効率的なデジタル資産を管理する「Acquia DAM」、カスタマーエクスペリエンスを最大化するための「Acquia Journey」、カスタマジャーニーに応じたレコメンドを行う「Acquia Lift」などのサービスを提供している。
イベント初日の基調講演に登場した同社CEOのMichael Sullivan氏は、今年設立された日本法人の話題にも触れ、「素晴らしい年だった」と2018年を振り返った。またAcquiaの売上、利益率、成長率のすべてが過去最高の数字を記録したことも明らかにした。
続いて登場した同社CTOのDries Buytaert氏は、Aquiaが提供する各サービスについてマーケティングの視点から説明。ゲストトークでは、Wendy’sでDigital Product Ownerを務めるMichael Mancuso氏、放送局NBC Sports Digital & Playmaker Medial でChief Media OfficerをつとめるEric Black氏らが登壇し、Acquia Cloud活用についてディスカッションを行った。
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