広告・フィンテックなどの事業を展開するフリークアウト・ホールディングスは、伊藤忠商事との資本業務提携を締結した。
これによって、フリークアウト・ホールディングスは今後、同社のテクノロジー基盤と伊藤忠商事が保有する膨大な有形・無形のアセットをかけあわせた、広範囲にわたる協業を進めていく。具体的には、デジタルマーケティング領域における新規サービスの共同開発や、アジアを中心とした海外事業の拡大などが挙げられる。
これまでフリークアウト・ホールディングスは、メッセンジャーアプリやタクシー内タブレット端末といったタッチポイントを広告商品として開発することで、消費者行動の把握に努めてきた。今回の資本業務提携を通じて同社は、日本さらにはアジア圏において、消費者の購買行動を把握する上で重要となる小売店舗のデータマーケティング分野に進出していく。
さらに、同社が有する広告・サイネージ技術やフィンテックといった技術アセットを小売店舗で活用することで、購買に寄与する広告指標の開発や、マーケターが安心して広告予算を投下できるような新たな広告商品の開発を目指す。
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